化学物質過敏症え!?日記

たぶん化学物質過敏症の還暦かびんくんの日記です

マイしょう油

CSsurvive2006-08-06

○きのうは、夕方に花火見物のため、妻の実家へ電車帰省。
混んだ長距離列車、トイレのない通勤列車を乗り過ごし、
30分待って、やっと安心して座れる列車に乗れました。
途中から、乗客も降りて、かなりガラガラ。
化学物質過敏症にとって、うれしい展開。
ホームで、年配の女性から香水パンチをあびたときは、
幸先の悪い出足で、どうなることかと思いました。
○夕食では、妻が私用に別につくってくれたおかずと、
刺身の天然ぽいものだけを「マイしょう油」で食べました。
しょう油は、おいしいものを十数年前から探し続け、
やっとめぐりあったのが、奥出雲の「井上醤油店」のものでした。
私が唯一おいしいと思う、しょう油です。
最初はこのしょう油が、国内産小麦を原料としていることは、
知りませんでした。
のちに輸入小麦アレルギーが発覚してから、
ネットで調べてわかりました。
当時は、商品にも「小麦」と書かれてあるだけでした。
今は、ちゃんと国内産小麦の表示があります。
この件もあり、自分が輸入小麦アレルギーであることを
確信したわけです。
最近は「井上謹醸しょうゆ」を使ってます。
これは自然海塩を使われているので、化学塩の
舌を刺すような辛みがなく、甘ささえ感じます。
○食後、花火大会を見るために、
いつも見物してる橋まで出かけました。
昨晩は、意外と涼しく、風も強かったので、
いろいろなにおいが混じった空気も、どんどん
風で流されていき、助かりました。
でも、マスクをはずすことはできませんでした。
○夜は非常に涼しかったです。
しかし、家ではオーガニックコットンに包まれて寝ているので、
普通の綿では、ギシギシした感じでした。
寝ると、左胸痛と右下腹痛が出るので、ついには、畳の上に直寝。
しかし明け方には、畳の上はあまりに痛く、ふとんの上に寝ました。
○起きてから、広島に原爆が投下された8時15分に黙とう。
妻の実家の街でも、サイレンが鳴り響きました。
○妻の実家には数匹の猫がいます。
息子は、猫の毛や獣のにおいにやられ、目をはらし、ぜんそくぎみ。
娘も猫の毛で目を真っ赤にしていました。
私も右目が痛いと思ったら、5センチくらいの細くて長い毛が 、
目の中に入ってました。
毎日のように、自分の抜けたまつげが目の中に入り、
取るのに苦労しています。
その私でも、この毛は取りにくく、この長さは驚きました。
○午前中、家族4人で水遊のために川へ。
息子は留守番しました。
川の日陰は涼しく、人出もまだ少なく、
空気もうまいので、マスクをはずすことができました。
こんな幸せな気分で、空気をすったのは、ひさしぶりです。
川の藻のにおいはしますが、私は気になりません。
しかし昼前になると人が増えてきて、香水のにおいが漂いはじめ、
早々に退散しました。
○帰りは、電車が工場地帯のある駅の前で、信号機の確認のために緊急停車。
さらにその駅では、いつもより停車時間が長くなりました。
ふだんでも、その駅に近づくだけで、におうのに、
きょうは、長い停車時間中、ふんだんに車内に入ってきました。
このにおいは、化学物質過敏症でなくても、みんな嫌がるにおいです。
列車は珍しく8両編成で、いちばん後ろの弱冷房車まで来る人は少なく、
ほとんどうちの貸し切り状態でした。
ただ新しい車両なので、においがして、マスクは外せませんでした。
結局7分遅れの到着でした。
○家に帰って、ほっとひと息。
外が割と涼しかったので、窓をあけたままにしていると、
突然に、合成洗剤のにおい。
下のベランダからのにおいでした。
しかたなく、エアコンをかけています。
妻が確認すると、バスタオルがたくさん干してあるそうです。
海か、プールにでも行かれたのでしょうか…。
○夜は、オーガニックコットンに包まれて、熟睡できるといいのですが…。