化学物質過敏症え!?日記

たぶん化学物質過敏症の還暦かびんくんの日記です

化学物質のパカやろー

CSsurvive2008-05-26

○私も、以前は自然豊かな
田舎への脱出を考えました。
しかし、意外にも、強い化学物質は、
田舎のほうにあります。
冬などの農閑期は、
田舎の空気はおいしいですが、
農薬散布、野焼などの時期は、
むしろ、街のほうが安全です。
○夜のニュースを見ていると、
島根県出雲市で、
松食い虫防除の農薬空中散布後、
市内の小中高校生に、
目の痛みや頭痛などの症状が
出たそうです。
○ちょっと前、この地区で、
この空中散布に反対する活動を
しておられる人のブログを
読んでいました。
ああ…、悲劇が現実に…。
せめて、これを教訓にして、
今後の農薬空中散布は、
中止すべきです。
○500人近い生徒が、
目の痛みを訴えたと聞きました。
化学物質過敏症を発症しなければ、
よいのですが…。
化学物質過敏症は、発症すると、
今までの、日常生活が一変。
こんな苦しみを、
小さなころから背負わせるのは、
あまりに残酷です。
○化学物質の危険性は、
わからない人には、
本当に、わかってもらえません。
うちは、妻が、理解してくれて、
なんとか生きていられます。
○ある人「化学物質アレルギーって
建材とかですか?」
かびん「もちろん、建材もそうですが、
いろいろですよ…」
かびん心の声「あなたの
着てる服に使ってる合成洗剤、柔軟剤、
あなたのつけている化粧品、
あなたの使っているシャンプー、リンス、
さらに、あなたが食べた化学物質が
体から揮発しているんですよ」
○でも、しかたがないんです。
化学物質過敏症にならないと、
かすかなニオイ、
いえ、臭わない微量の化学物質で、
頭痛、歯痛、胃痛、はき気、呼吸困難、
けいれん、気絶…などの、
苦しみが出るなんて、わかりません。
○化学物質に対するクレームは、
聞く耳を持たない人が、ほとんど。
化学物質で、もうけている人たちは、
なおさらでしょうね。
化学物質の人間、環境への影響を
認めてしまうと、
今の社会は、崩壊してしまいます。
特に経済は、ガタガタに…。
それが、わかっていて、
たくさんの化学物質の危険性を認める国は、
いないでしょうね…。
○私は、本当は、訴えていかないと
いけないんだと思います。
しかし、目の前には生活があります、
4人の家族がいます。
この化学物質過敏症の身で、
生活を維持するのは、たいへん。
1日1日を生きるのが、やっとです。
これが本音です。
これが悲しい現実です…。